お便りありがとうございます。
カナリアハウス主宰の横山奈保子です。
まず第一に、症状が楽になるためには、原因となる物質から離れる、無くすことが重要です。
やすよさんの今のお体の状態がどの程度なのかわかりませんが、可能であればご自分の家の何に反応してツライのかを見極める必要があります。
もし家具やカーテンなど、物理的に動かせるものは、一旦他の部屋に移してみて、自分が前と今とでどう違うか確認してください。
カーテンや敷物なども、一旦取り除いてみてください。
もし前より呼吸が楽なら、そうしたものに反応していることになります。
やすよさんは周囲にご家族やご友人がいらっしゃいますか?
必ずしも協力的ではないかもしれませんが、とにかく助けを求めてみてください。
自分で動く力がない時、反応しているものを移動させることも困難です。
自力でできないときは「助けてほしい」と頼ってみてください。
それらを行い、まずは自分がいられる部屋を一部屋つくることを目指してください。
それでも壁紙など、簡単に除去できないものに反応しているようなら、一旦避難できる先がないか探してみてください。
一息つける場所は、思考や気持ちを安定させる上でも大事です。
ようやく自分が安心して過ごせる一部屋、または場所を確保できたら、体を徐々に回復させていくことに意識が向けられると思います。
参考に関連するブログ記事のリンクを貼っておきます。
▶化学物質過敏症が悪化した時に避難できる先をみつける
▶家具や家の隙間に注意!
やすよさんの状態が少しでも楽になることを
願っております。