02|届けたいもの
このスタッフの経験や感覚は、商品の企画・開発においての”カナリアン基準”として生かされています。
カナリアンさんにとってベストかどうか、化学物質過敏症の日常生活における課題に共に向き合い、解決策を見出していくこと。
その結果、カナリアンの皆さんの生活が少しでも楽になり、前向きになれる、そんな過程を分かち合えたら嬉しいです。
心をつなぐ、ものづくり
身近で寄り添ってきたから分かること
化学物質過敏症の主宰と長年働くスタッフたちも、化学物質過敏症とはどういうものなのか、どんなことがダメージになり、何に配慮すべきかという理解が進んでいきました。このスタッフの経験や感覚は、商品の企画・開発においての”カナリアン基準”として生かされています。
カナリアンさんにとってベストかどうか、化学物質過敏症の日常生活における課題に共に向き合い、解決策を見出していくこと。
その結果、カナリアンの皆さんの生活が少しでも楽になり、前向きになれる、そんな過程を分かち合えたら嬉しいです。
共感と理解からはじまる
私たちの商品企画・開発において重要なことは、カナリアンの視点から皆さんが日常で直面する課題やニーズに共感し、理解すること。過敏症の日常生活に密接に関わる商品を開発する際には、ニーズや要望を正確に把握することが不可欠です。
私たちは、この共感と理解に基づいて企画・設計し、カナリアンの皆さんがより快適で安心して使用できる商品を提供することを目指しています。
商品企画はコミュニケーション
私たちにとって商品の企画・開発とは、カナリアンさんとのコミュニケーションの場でもあります。「歯医者で困った!」「防毒マスクが恥ずかしい…」など、お寄せいただくカナリアンさんのリアルな声に耳を傾け、次の商品を企画・試作していきます。
試作品は、主宰をはじめ数名のカナリアンさんにモニターをお願いし、実際に使用した率直な意見や感想をフィードバックしてもらい、さらに改良を重ねます。
こうした共同作業を経てようやく、カナリアハウスの商品は完成します。
カナリアンの皆さんは、化学物質過敏症が抱える日常の課題を、ともに解決していく、私たちの大切なチームの一員なのです。
エキスパートとの連携
カナリアンの皆さんの身体のベースとなる「衣・食・住」を整えるには、私たちだけではなく、食なら自然栽培の農家さん、住のリフォームには大工さんなど、各分野のエキスパートに協力をお願いしています。私たちは、専門家との綿密な連携を通じて、安全で健康的な環境を作り出し、カナリアンの皆さんの生活の質の向上に貢献したいと考えています。
カナリアン品質を支える、環境に配慮した素材や製造プロセスは、私たち人間だけでなく、環境にもやさしい未来にも繋がっています。